kyoto-sports-cafe’s blog

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#09 部活動指導指針策定の動き

部活動指導指針が各都道府県で策定しています。

スポーツ庁では、「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」として発表しています。

運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン:スポーツ庁

スポーツ庁が発表していますので、「スポーツ」「運動部」という観点から「運動部活動の在り方」という名称となっています。

 

では、文化部は?となります。

文化部については、文化庁にて検討が進んでいます。

 

では、なんで「部活動指導指針」という運動部も文化部も含めた名称?となります。

これは、中央省庁では「スポーツ庁」「文化庁」と分かれていますが、都道府県レベルの組織では分けていない・分けることができないためです。

 

京都府では知事部局に「文化スポーツ部」と部署があります。

この名称通り「文化」と「スポーツ」が一緒になっています。

部活動を行うのは教育機関(中学校・高等学校)となりますので、教育庁(=教育委員会)が担うことになります。

教育庁では、「文化部」「運動部」と分けずに「部活動」という形で検討がスタートしています。

検討する上では難しい点が多く、現場で活用となると更に難しいと思います。

しかしながら、各現場で検討いただく際の参考にしていただければという思いです。