kyoto-sports-cafe’s blog

スポーツ医科学情報を発信します。

#02 トレセンでのトレーニング指導

京都トレーニングセンターの「トレーニング指導」をご紹介します。

 

「指導」という表現ではありますが、「アドバイス」や「ご提案」という場合もあります。

それはやはり、継続的にトレーニング指導を受けられる場合と「とりあえず一回」受けられる場合とでは、トレーニング指導のアプローチが変わります。まずは運動やトレーニングを行う方が「よし、やってみよう!」と思っていただくことが一番であり、そのモチベーションが大事だからです。

(行動変容ともいいます)

継続的にトレーニング指導を受けられた方がトレーニングの効果は高いです。

 

レーニング指導を行わせていただく際は、大きく「個人」と「団体」とで分かれます。

個人

「個人」でのトレーニング指導は、マンツーマンのパーソナルトレーニングとなります。

まず「インテーク」として、今までの既往歴(ご病気の経験)、運動歴、現在の服用、どのような目的などを伺います。

この際に「身長」「体重」「体脂肪率」など測定結果があると、より科学的なアプローチが可能となります。

 

その後、実際に運動・トレーニングを行なっていきます。

所要時間は1時間30分から2時間くらいです。

 

京都トレーニングセンターでは、トレーニング指導とともに「トレーニングプログラム」を作成し、お渡しをしています。

「トレーニングプログラム」を基に次回以降自主的にトレーニングいただくためです。

レーニングプログラムをお渡しできるのはトレーニング指導後、2日・3日いただければと思います。

「トレーニングセンターに頻繁に行くことができない」という方には、ご自宅やご自宅の近くにある施設の状況を伺いトレーニングプログラムを作成し、郵送させていただく場合もあります。

 

また、毎回のように「トレーニング指導」をお申込みいただき、「マンツーマンの指導」を受けられる方もいらっしゃいます。

団体

「団体」では、まず指導者の方との打ち合わせを念入りにさせていただき、団体(チーム)の現状や課題、目標などを伺います。

継続的、あるいは一定期間におけるトレーニングをお考えの場合は、トレーニングの効果測定を行うためにも各種測定をまず初回に実施することをお勧めしています。

測定項目は、基礎的な体力を把握する測定から専門的に把握する測定と多種多用です。

他機関での測定内容や学術論文で記載されている測定内容等を検討し、団体(チーム)にご提案させていただきます。

測定内容によっては、時間を有する測定もありますので、団体(チーム)の人数も含めて検討させていただきます。

 

これらの測定結果については必ず結果返却(フィードバック)をしています。

(測定については、また別機会にご紹介します)

 

事前に指導者へ伺った課題克服向け、測定結果基にトレーニングを行なっていきます。

チーム全体で行う場合もありますし、ポジションやパートによって異なるアプローチをする場合もあります。

 

上記、「個別」「団体」でも様々なアプローチを行なっている記載をしました。

京都トレーニングセンターでは「テーラーメイド」にて対応しているため、画一的なトレーニングプログラムはありません。

個々人あるいは団体よって、トレーニングの負荷や実施回数は異なります。

個々人あるいは団体の状況に応じたトレーニング指導を行なっています。

そのためにも「測定」を行なっていただくことで、現在の状況を客観視することができます。

 

是非、ご利用ください。

 

センター長 馬渕博行